英語カフェ開店(「不定詞」の「不定」とは?)

英語カフェQs&As

英語カフェと言ってもコーヒーが出るわけではありません。

英語を長い間教えてきましたが、いよいよ引退となり、質疑応答の時間もなくなります。授業では皆さんに、生きている間はアフターケア(aftersales service)しますからね、と言っていました。考えてみると職場から姿を消すわけで今までのように私に質問できないでしょう。

そこで、このブログ上で、気軽にコーヒーでも飲みながらお話しするように英語についての疑問点にお答えしようと考えました。

質問者は以前私に英語を習っていた、あるいは今も習っているという前提で疑問点を下記アドレスへお送りください。

質問内容は公開する場合がありますのでそのつもりで送信してください。本人の了承を得て表現はいくらか変える場合があります。

お名前(公開時は姓名のイニシャル)、年齢(小学生、大学生等可、なくてもOK)、住所(都道府県・市区町村)を記載してください。宛先は「英語カフェ」です。

「分詞構文って何」「形容詞と副詞の違い」など何でもかまいません。もちろん他のサイトで理解できるものについてはまずそこに頼ってください。(もちろん私流の解説をしますが。)授業でお話した中には参考書類には書いていないようなこともあります。そのようなオリジナルな視点もここで形にできると役に立つこともあるかと思います。

例えば、

Q: 英語の不定詞の「不定」って、どういう意味ですか。

A: 英語の文では、主語 + 述語動詞 という形で「だれだれが〜する/した」と表現します。この場合の動詞は主語に合わせて、また、語られる行為・動作の時間に合わせて、形が「定まり」ます。それで「定形」の動詞ということになります。これに対して、この変化前の原形の動詞の形を「不定」ととらえてこの動詞の用法を不定詞として説明する習慣になっています。ふつうはtoを前において示しますが、toなしで用いる場合は「原形不定詞」と称しています。

 John studies Japanese every day.「ジョンは毎日日本語を勉強する」のstudiesは現在形で主語John(この場合「わたし」でも「あなた」でもなく第3者のJohn[3人称といいます]ひとり[単数]です)にも合わせた定形であり、He came here to study Japanese.「彼は日本語を勉強するためにここに来た」の中のstudyは不定詞となります。

 原形不定詞は助動詞の後(will study)、「~させる」などの「~(する)」の部分(make 人 study ~「誰かに~を勉強させる」)などに使用されます。

とこんな感じです。 

お気軽にご来店ください。

英語カフェ店主

アドレス: akira-sMabelia.ocn.ne.jp (Mの部分を@にかえて送信してください。)

件名: 英語QA

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